風の鳴る音
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2012/04/28(Sat) 21:17:30

4月28日
温かいというよりも、暑かった……一昨日12度だった道路脇の気温表示電光掲示板が、27度と表示していた。おかげでなんだか頭が痛いです……脱水というか熱中症方向? そういえば全然トイレに行ってない……あわてて今、水をがぶ飲み。

今日はぜったいに混むと思ったので、時間を好きに使える自由業のいいところ、平日の昨日のうちにお花見をしました。市内で一番の桜の名所で。
高齢者の福祉サービス施設のグループ(車いすのお年寄り&介護士さん)と、小さなお子さん連れの育児ママさんグループしかいません。

桜の下で炭酸水と団子を食べて、一時間くらい、ストーリーの見せ場のアイディアを手書きでメモしました。桜を愛した西行法師の気分で。

「マリと子犬の物語 〜山古志村 小さな命のサバイバル〜」発売になっております。映画の場面のカラー写真が口絵になっています。なんと8ページも!
マリ役の俳優犬は、一匹で全部の演技をしたそうです。
本の最後では、ライターのかたが現在の本物のマリと長岡市山古志を取材して、報告記事を書いてくださっています。

原作者の方と原作の出版社、脚本家の方と映画の関係者、編集さん、本当にたくさんの皆様の温かなお許しで、本が出せました。心より感謝とお礼を申し上げます。

この本の編集は漫画雑誌「ちゃお」関連部署ですので、小学生向けの既刊リストの方に載せたいと思います。
それに「恋愛があるかどうか」で中高生向けと小学生向けを分けるのが、このサイトのマイルールですので。この本には、兄妹愛と母性愛と家族愛があふれていますが、男女の恋愛はありませんので。


いただいた本のご紹介
「星刻の龍騎士(ドラグナー)次
(著:瑞智士記先生 画:〆鯖コハダ先生 MF文庫Jより発売中)
瑞智先生より頂戴いたしました。いつもいつもどうもありがとうございます。
シリーズ8巻め、大けがを負った主人公アッシュの病室に、お見舞いの女の子たちが押しかけて、なんだか大騒ぎ……という巻ではないみたいです?

 

2012/04/25(Wed) 09:54:17

4月25日
HEADLINEにも書きましたが、「マリと子犬の物語 山古志村 小さな命のサバイバル」の書影が公開になりました。こちらの小学館公式ページです。
会話は映画の脚本をそのまま、映像を文章にして、小説仕立てにしました。

明後日発売です。おそらく児童書(児童文庫)売り場にあるんじゃないかと思います。小学校高学年から中学生向けです。よろしくお願いもうしあげます。

 

2012/04/23(Mon) 22:05:22

4月23日
取材を重ねて、だいぶいろいろなことを知りました。ようやくおぼろげななにかが見えたような見えないような……って、だいじょうぶかい私(苦笑)
資料も大量に読み込んで、さあ、そろそろ書き始めるための脳内イメージ作りを本格始動させないと。まだ断片しか見えていないから、もっとスムーズにつながるように。

いただいた本のご紹介
「競泳戦隊ミズギーズ2」
(著:舞阪洸先生 画:黒銀先生 ガガガ文庫より発売中)
編集部経由舞阪先生より頂戴いたしました。いつもいつもいつもいつも本当にどうもありがとうございます。
カラー口絵の決めポーズ(戦隊ヒロインズの)がかっこいいです! 脱げない脱いだら死んじゃうかわり超人になれてしまう競泳水着をうっかり着てしまったヒロイン。ライバルはまさかのスクール水着戦隊? の巻です。

 

2012/04/19(Thu) 21:30:28

下のリンク、エラーになるみたいなので、貼り直します。
コミックナタリーさんです。

 

2012/04/19(Thu) 21:25:46

4月19日
取材に行ったり、資料を集めたり、もくもくと仕事中。
夏までに3冊書き上げないとならないのです。
図書館の桜が今日開き始めてました!

亜沙美先生の漫画連載、COMICリュウ(徳間書店)でも開始です。表紙なので、思わずリンク貼っちゃいます。コミックナタリーさんとこの画像が一番見やすいかな。かわいい!!

この頃は美麗イラストレータさんが請われて漫画のお仕事を始めることも多いみたいですね。
「平家物語」でお願いした久織先生(久織先生はもともと漫画家さんです)のコミックスも素敵でしたけど、「竹取物語」をお願いした水上先生のコミックスも素敵です。電撃コミックスから「空想画廊」というご本ですよ。


いただいた本のご紹介
「桜小なんでも修理クラブ! 1 目に見えない時計」
(著:深月ともみ先生 画:千秋ユウ先生 講談社青い鳥文庫より発売中)
深月先生より頂戴いたしました。どうもありがとうございます。そして、青い鳥デビューおめでとうございます!
新星深月ともみ先生、シリーズ開始です。目に見える、壊れたものを直すことで、持ち主の目に見えないたいせつな「なにか」までも直してゆこうとする、ゆっちゃんと友達のお話です。
おっとり糸目男子のまーくんが好きですv 自分で癒し系とかゆっちゃうあたりが(笑)

 

2012/04/15(Sun) 19:50:48

4月15日
生きてます! すみません。一週間も開いてしまいました。
先週とにかくいろいろと私用と仕事が忙しくて、とうとう今日、すべてを終えずにいくつかを少々やりちらかしたまま、午後中寝てました。午前早起きしなければならない用があったりして。

なんとか明後日の午前までには復活したいと思います、というかしないとやばいです。

取材にも行ってきました、東京まで。
見学させてくださった、そして質問(きっとすごく初歩的なこと)に答えてくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。


いただいた本のご紹介
「転校生は忍びのつかい」
(著:加部鈴子先生 画:平澤朋子先生 岩崎書店より発売中 児童文学ハードカバー)
岩崎書店さまからいただきました。どうもありがとうございます。
転校してきた忍者と友達になって……ラストはせつないかんじでした。

 

2012/04/08(Sun) 21:58:42

4月8日
東京へ打ち合わせと取材に行ってきました。
取材、ホントに行ってよかったです。街を歩いただけですけれど。
取材は来週も続きます。

いただいた本のご紹介
「魔天使マテリアル X 憂いの迷宮」
(著:藤咲あゆな先生 画:藤丘ようこ先生 ポプラカラフル文庫より発売中)
藤咲先生より頂戴いたしました。いつもいつもどうもありがとうございます。
シリーズ13巻め。レイヤくんは、巻を追うごとに双子の姉ラブがひどくなっています。ごごごと視線だけで姉を見た男子全員なぎたおすとは。
もう、どんなに女子に騒がれても、ただ無駄に(顔も行動も)クールイケメンなだけで、とことん残念キャラ(褒め言葉)になりかけています……いいんだけど。そこがいいんだけど!! しかも男子から体を狙われて憂い悩み……あ、いや、そこがいいんだけど!

今日の大河ドラマもなんか……いいんですけど! 麻呂眉ホントに見逃せません(いったい何を楽しみにしてるんだ私は……)

 

2012/04/05(Thu) 09:10:05

4月5日
HEADLINEにも書きましたが。
春に出るもう一冊のお知らせ。映画ノベライズです。

「マリと子犬の物語 〜山古志村 小さな命のサバイバル〜」
脚本/山田耕大先生・清本由紀先生・高橋亜子先生
小学館ジュニアシネマ文庫 4月26日発売予定 ¥735
映画の映像写真を載せますので、イラストではありません。

小学館公式サイトのご紹介はこちらになります

2008年に公開された映画、新潟県中越地震で実際にあった感動の物語をもとに、映画にしたお話です。
公開当時、大人向けのノベライズや、児童文学のノベライズはありましたが、今回、漫画化(ちゃおコミックス・みやまあかね先生)とともに、年齢一桁でも読める児童文学よりもうすこし年齢が上のティーンのかたへ向けて、私がノベライズを依頼されました。
映画を御覧になったかたも、そうでないかたも、犬好きなかたにお勧めです。映画の脚本のうち、子役さんの演技する場面をほぼそのまま書き起こした小説です。

 

2012/04/03(Tue) 16:49:40

4月3日
とあるイベントへ取材に行ってきました!
それがどういうイベントかとしゃべると、何を書くのかがわかってしまう、というくらいストレートに「ああ、あれ」という作品に出てくるイベントなのですが。

やっぱり実際に見るのは、とっても勉強になりますね。
やってらっしゃる皆様にお話を伺ったり、すぐそばで観察したり、こっちまで熱くなりました。
私自身は興味は以前からあっても、経験がないので、「百聞は一見にしかず」だなあと、改めて感じました。

でもじっさいにやるのは……自信がない…………。

快く見学をお許しくださって、とても親切にしていただいた主催者の皆様、お話をうかがわせていただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
必ず原稿に活かします。

これが実はスタートで、今週、来週とまだ取材は各地で続きます。がんばります。

 

2012/04/02(Mon) 09:26:21

4月2日
ということで、きのうのはエイプリルフールでした。
毎年、嘘の新作発表を載せていて、紛らわしいんで翌日消してたんですが、今年のは力作なので残しておきます。
あと、今年のは嘘じゃないし(笑)

ええとですね、一ヶ月半くらい前に、寝ていて見た夢なんですよ。マジで。
月に一つや二つは、夢で漫画読んたり映画見たりして、未知のストーリーが夢の神様からもらえるんですけどね。自分が登場人物ということはなく、あくまでも「読者」なんで、こういう夢はめずらしいです。
自分自身の視点の時は、普通に時間に追われた夢とかですから。

日曜日だったエイプリルフール、まとめサイトを参考にあちこち見て回ったり、グーグルマップがドラクエ世界になっちゃってたので、自分んちのあたりをさんざん探索しました。
……しかし、「原生林」「岩山地帯」扱いになっていたのはひどいたしかにわりと山の中だけど(笑)

 

2012/04/01(Sun) 09:21:56

4月1日
信じられないかもしれないけど、さっき見たことを、ありのまま書くぜ!

仕事で忙しかったんだ。たしかに、とても忙しかった。
だから、まさか、世の中がこんなことになっているなんて……思ってもみなかったんだ。


やっとのことで入稿して寝オチ、やや遅く目覚め今朝、食卓に着くと、父が読み終えた新聞を私に押し出した。

一面全部でっかい写真と一つのニュースで占められている。
大事件か事故か災害があったらしい。

「地球外知的生命体の謎一部判明」
「飛来した星間航行装置の画像公表」

写真と図版はNASAとNATO北大西洋条約機構軍の連名で提供されていた。



  は あ ぁ っ ??????

 これって、宇 宙 人 とその乗り物?????????????



あわててその記事を読むと、「宇宙人」が地球に飛来したのは、4日も前のことらしい。

知らなかった……そりゃ忙しくて、新聞もテレビも見てなかったし。
そういえば一昨日、検索のために開けたネットの、ホームになっているヤフーニュースのトップでちらっと宇宙船みたいな画像を見かけた気もするけど、映画の制作発表だと思ってたんだ。


急いで古新聞を探す。いつも翌日の新聞が届いたら古くなったのは物置の置き場所に入れるので、そこへ行こうとしたら、なんのことはない、なんども読み返した痕跡のある3日分の新聞がリビングの隅に積み重なっていた。

新聞は全面、「宇宙からの訪問者」の記事で連日うめつくされていたのだった。

両親はリビングのテレビでワイドショーの特集番組を見ている、そう、「宇宙人はいた」という。

そこには、水際の水中で、胸まで水につかった屈強な米軍兵士にとらえられ、網の上へ押さえこまれる背丈1.2mほどのいわゆる「リトルグレイ」タイプ宇宙人らしき衝撃の映像が。
裸で薄灰色のふやけた皮膚、理科室の古い古いホルマリン漬け標本みたいだ。抵抗し、腕から逃れようとする「リトルグレイ」、ずるりと表面の薄皮が剥がれる。

えええええーっ、と思い、古新聞を読むと、4日前、日本ではもう夜、アメリカでは午前、オンタリオ湖に未確認飛行物体が燃えながら着水した、というのだ。
それは全長が数百メーター級の母船で紡錘形、目撃者によると、着水直前に上空で無数の円盤が、光り輝きながら母船を離れたという。そして超高速で空中高く消え去った。

とうぜん、アメリカとカナダの軍が出撃することに。


燃えたように見えたのは大気との摩擦熱で損傷はなく、母船は解放されており、放射能や微生物など地球で計測できるあらゆる有害な物質は検出されず。生命反応はなし。
しかしその母船内のメカニックは、あまりにもつるりとした銀色の未知の物質で覆われていて、母船内は銀色にコーティングされた蟻の巣の中みたいな印象を受けるだけ、地球の常識ではシステムは一切わからない。

円盤のうち、離脱に失敗したらしき十数機が五大湖に散らばって墜落または着水、こちらはステルス戦闘機と同じ程度のサイズで、それら機体とともに、機体内にいた「生きている」地球では未確認の生命体=宇宙人5体と、死亡していると思われる無反応の同様の生命体3体が、回収された。

しかし、目撃情報から、円盤は百機以上いたと推測され、地球各地で内陸の淡水湖への着水が目撃されている。

日本でも、琵琶湖と阿寒湖、そしてなんとうちの近所の湖で目撃されているのだが、まだ機体は発見されていない。

なぜ内陸の淡水湖(河川や海岸の汽水湖やそれに近い淡水湖には目撃がない) ?
五大湖の次に多く目撃されているのが、バイカル湖らしい。これは軍事偵察衛星の画像からも明らかである。

しかしどこの湖でも円盤や宇宙人は発見されず、大パニックになっているのだ。
戸締まりに気をつけ、家に閉じこもることが、現在全世界で大流行。日本国内も非常線が張られて、必要な職務以外での外出は禁止され、非常事態宣言が発令されている国も多い。

テレビ画面によると、人類の歴史を変えるようなこの事件に関してアメリカが得た情報は、オバマ大統領の方針により、すべて公表されるとのことだ、大統領自ら演説していた。


しかし、宇宙から来た連中に、テロリストや犯罪者と同じ対策しかできないのか、地球人って。

どうしてこんなすごいニュースを、私は今まで知らなかったんだ?

ついに、とうとう、この日が来たのだ。
未知との第三種接近遭遇。


家族はテレビに夢中なので、私はネットで別の情報を得るべく、自室へ向かった……パソコンが立ち上がるまでの数秒間に、窓の外を見て、どんより曇っているな、と思ったとき……記憶がとぎれる。


気がついたら、私は、どこかのこじゃれたカフェにいた。
入ったことはないが、脇の窓から見える景色によって、うちから数キロ離れた市街地のビルの3階あたりにあるカフェと推測できる。
私は窓際のテーブルに着いていた。

どうして、こんなところにいるんだろう?

ふと視線を感じて前を向くと、私の前には向かい合って、ひとりの欧米人の男性がテーブルについていた。
屈強で大柄、二十代後半から三十過ぎ、ブルーアイで金髪のGIカット、迷彩服……彼は、意味ありげにほほえみ、視線で周囲を見るように促した。

周囲はぼんやりと灰色がかり、すべてが停止している。
そういえば、気がついたときから、やけに静寂だ。自分の脈動がはっきり聞こえるほど。

  時 間 が 止 ま っ て い る ?

腰が抜けるほど驚く私に、彼はうなずき、テレパシーで語りかけてきた。口が動いていないのに、日本語で聞こえてくるのだ。

「驚かなくてもいい、きみやそのほかの地球人に、われわれは危害を加えることはいっさいない」

不思議と、私は恐怖を感じなかった。
こんなのおかしい、逃げなければ、と頭では必死に思うのに、気持ちはとてもフレンドリーなのだ。国際交流事業でホームステイにやってきた外国人青年を迎え入れているような気分で、わくわくするし、仲良くなりたい、親切にしなければと感じる。

こいつに感情を操られている。

私はそう気づき、彼をにらみつけた。しかし同時にお友達になりたいというとても友好的な気分が心を占めてくる。
彼はほほえんだまま、口を動かすことなく、語りかけてきた。

「きみたちを地球人、この星を地球と呼ぶことに、異論はないね? 
地球から宇宙空間に放出された微弱な電波の解析によって得られたデータで、きみたちになるべく理解しやすい表現をするが、わからないことがあれば、遠慮なく質問してくれ。

われわれもきみたちと友好的な関係を築けるような交渉をしたい。
だが、地球人のうち、ごくわずかな個体しか、われわれと意志を通じられる脳の神経構造および内分泌系を持たないと判明した。
そのなかでもさらに、知性の程度や性格、社会の中での位置を考慮して、最初の交渉者を百人選択し、その者が生きている地点の最寄りの水中に、それぞれが着水した」

私はどうやら選ばれてしまったらしい、と直感で理解した。
こいつはきっと、近所の湖に着水したやつだろう。私に会うために。

すると、私がぎりぎりまで情報を得なかったのは、あんたたちの意図的な操作なのか、私が先入観を持ちすぎる前に、と言いたかったのに、私の口から出た言葉が尋ねたのは、間抜けなことだった。

「なぜ、淡水湖に着水した?」

こいつらに操られている気がする……。くやしい。

「きみたちの利害とわれわれの機能との妥協点だからだ」

そんなようなことを答えてくる。しかし具体的な説明はよくわからなかった。私はさらに質問する。

「時間を止めていて、なぜ私は呼吸できる? 私の体は老化の時間が今も進んでいるの?」

「きみを構成する有機物が触れた分子は時間が動く。
大気ならば数センチの範囲で膜ができていると考えて欲しい。同時にその大気は、時間が止まっていることから君を守る緩和剤……クッションというかシールドになっている。
たとえばコップの中の液体を君は飲むことができる。コップは、持ち上げたいという意志を持って触れれば持ち上げられる」

飲んだり食べることはできるのだな。
しかも私が触れない限り、温かいものは冷めないのだろう。

「移動はできる。きみが触れて動かそうと思えば、きみの力で物理的に動かせるものは動く。
ただ時間が再び動き出したとき、不都合がないように配慮した方がいいだろう。エントロピーを考えると、なるべく最小限にしておけ。
再稼働の後のさまざまな障害発生の可能性が、きみにはまだ計算できない」

私は、移動はできるとしても、使ったトイレはどうすりゃ流れるんだ、としょーもないことを考えていた。

それに私だけ時間が進んでいるつまり老化し、死に向かっていることは確かだとふいに気がついた。なので彼にそう伝える。

「話をてっとり早くすませてよ。そうね、一時間くらいで。それなら、うっかり寝過ごしていたということにして、人生無駄に短くなったこともあきらめるから」

彼は苦笑した。そしてなぜか、ぐにゃりとゆがむと、アフリカ系アメリカ人の兵士に変身した。エディ・マーフィーにちょっと似ている。
ああ、これは、テレビで見た「リトルグレイ」を捕まえたアメリカ兵(ブルーアイ)と、その隣で網を持っていたアメリカ兵の姿を借りてるんだ、と思い至る。

彼はまた笑い、服装を迷彩服から普通のグレーのジャンパーにピンクのカラーシャツ、ブルージーンズというスタイルに一瞬で変えた。

「このほうが、きみが話しやすいと思ってね。ただわれわれが直接触れて詳細なデータをえられた地球人が少なくて。この外見は、今イギリスで接触できた、地球人を覆う皮膜のものだ。有機物自体にはまだ触れていないのでデータがない」

ということは、私もこいつに触られたら、擬態用にコピーされちゃうんだ。
しかも私は、そのコピーが『リトルグレイ』と違い、有機物ではなく、電子的な映像か私たちの視覚に作用してごまかしているものだということになぜか気がついていた。

ぞっとして身構えつつ、それでもまだ心を「友好的に」支配されてせめぎ合いながら、私は尋ねた。

「なぜ、時間を止めたの?」

彼は意外だという顔をした。

「地球へ来るときもそうしてきた。それはわれわれの常識だ」

つまり、周囲の時間を止めている間に移動し、時間を戻す。つまりぱっと消えて、遠くへぱっとあらわれたように、外からは見える、この「ワープ」が移動手段らしい。空間全然曲げてないじゃん。

「それってかえって時間がかからないのかな、あなたたちにとって? あなたたちも炭素とか水素でできた有機物の生命体なら、老化するだろうに」

彼は否定した。

「あの、きみたちが『宇宙人』と呼んでいる有機物の皮膜なら、地球人が友好的に接してくれると判断して外見を作成し、地球の環境に我々が適応するためのいわば『宇宙服』だ。
われわれの姿は意思の伝達物質でしかなく、きみたちのように大がかりな有機物をその伝達物質の周囲にまとわりつけてはいないのだ。
君が言うところの『老化する』のは、そのまとわりついている部分だけだろう?」

どうやら神経の中のニューロンか何かの信号が彼らの本体らしい。それらをどうやって維持しているのかエネルギーはどうなっているのかと尋ねたが、答えは要領を得なかった。

彼はすこしほほえみをかげらせる。

「きみの疑問はそのくらいかね? 話を急げと望んでいるようだが。われわれの要求に移らせて――」

「ちょっと待って。じゃあ、あと一つだけ。どうして、あの『リトルグレイ』になってきたの? ちっともかわいくないのに」

彼は心外そうにかすかにまゆをしかめた。

「それは貴重なデータだ。われわれは地球人の幼生の姿を真似たのだが。地球人は幼生を保護する本能がある」

えっ、あれって、赤ちゃんや幼児の裸の姿のつもりだったの???

宇宙空間で彼らがたまたま拾って得たデータがユニセフ発信のもので、飢餓に苦しむ子どもだったのだろうか。肌が灰色だったのは古いモノクロ映像???????

なんとなく納得してしまった。

「それでわれわれの要求――」

「待って待って、あなたたちは、どこから、なぜ、どうやって地球に来たの? 
そう特に、どこから……なぜは教えてくれそうだし、でもそれが本当なのかはわからない。
どうやっては理解できなさそうだし、私に理解できるのは、どこから、くらい……地球から見てなんて言う星座の方向にどんだけ離れている星から来たの? そこはどんなところなの?」
 
すると彼は悲しそうに表情をくもらせ、私の額に手を伸ばしてきた――。


それからあとの記憶が、私にはない。

気がつけば、起動を終えたパソコンの前に座り、書かねばならないという使命感に追われてこの文章を……あ、あれ、な、な、何、あれ、窓の外が、あ、光っt

 

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