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制作秘話 69

《其の六十九》

いつも暖かい応援のお手紙をいただきまして、まことにありがとうございます。
本当にうれしいです。
仕事で嬉しいのは一番がファンレターをいただいたときで、次がイラストを見せていただいたとき、そして増刷されたときです。


私の手元に転送され次第、すぐにお返事を差しあげるようにしておりますが、編集部で1〜2ヶ月まとめてからになります。
なのでお急ぎの内容には、申し訳ございませんがお応えできないこともあります。
匿名&公開でのやりとりでよろしい場合は、メッセージフォームをご利用くださいませ。

例えば私の友人作家さんがあとがきに書いてらっしゃいましたし、私のところにも一度来たことがありますが、「学校の授業で職業調べをしています。小説家になるにはどうしたらいいですか」といった宿題大至急みたいな。
友人は「担任の先生の許可を得て学校の封筒を使い、授業用と宛名の横に書いてください、すぐに転送してもらうようにしておきます」としておいででしたね。
こういうケースはまずメッセージをくださいね。


皆さまからいただいたお手紙は、なめるように何度も何度も読んでから、ファイルして厳重に管理しております。
かならずきちんとすみからすみまでくりかえし読んでおりますので!

原則、何度かお手紙をくださったかたには、そのたびに違うレターセットでお返事が行っていると思います。
返信はある程度の数があるためレターセットが終わる、というのもありますが、いろいろの方が楽しいじゃないですか!(そこか)

季節感のあるものとか、いただいたお手紙の作品に関連したデザインのレターセットを選ぶようにしています。
それと、本を買っていただいた上に、切手代と便せん大までかけて、お時間もかけてお手紙を書いていただいているのですから、お返事にはその分のおまけも入れるように努めております。
文字通りのまごう事なき粗品で、たいしたものじゃないんですけどね(汗)

ときどき「返信用切手を入れて」とか「返事は書けないので切手は入れないで」という先生をお見かけしますけれど、私に限っては、返信切手は不要です。
どうかお気遣いなくお願いいたします。
私が書きたくて勝手にお返事を書いているので、汚い字の手紙と粗品というかむしろヘンなおまけですが、ご笑納いただけましたら幸いです。

また、お手紙をくださったかたで、続きの巻はいつ出るかわからない、とお返事をさしあげた場合、続きの発売日が決まりましたら、ご案内のおはがきをお送りしております。


お返事を書く、というポリシーには理由があります。
私がまだ学生だったころ、ある漫画家の先生にファンレターを書きました。
すると、お正月にお返事の描きおろしイラスト年賀状をいただいたのです。
手書きのメッセージも添えてあり、本当にうれしくて、宝物でした。

プロ小説書きをめざすようになったとき、「デビューしたらファンレターに返事を書く」を目標にして、一作書き上げる度に気に入ったレターセットをいくつか買いました。
すっかりお返事を書く気まんまんだったわけです。かなり本末転倒な話です(笑)
レターセットで机の引き出しが一ついっぱいになったころ、デビューできました。

そういうわけで、月に百通超えるくらいまではきっと一通一通手書きのお返事書くつもりです。
まあきっとそんなには来ないでしょうけど。最高でも30通くらいです。
いや、来るくらいヒットするようになりたいとは願ってますけれどね(笑)

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