風の鳴る音

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ネタばれなし

ネタばれあり

はじめまして。

[ 角田さん : 2005/3/27 ]

「玉響二」の完成、お疲れさまでした。
ネット上に公開されている、くぼひできさんとの往復書簡に興味を引かれて『業多姫』を手に取ってみたのですが、面白くてシリーズを一気読みしてしまいました。こんなに考証がしっかりしている歴史ファンタジーがあるなんて、心底びっくりです。着るものとか食べ物とか生活感がリアルに伝わってきて、すばらしいですね。
でもシリーズ全巻を読み進めているうちに、だんだん自分がかわいそうになって泣けてきました。ひとに幸せを見せつけてくれるのも、ほどほどにしてほしいです(T_T)

ところで一つ気になることがありましたので、質問させてください:
鳴の着物の「丈が短い」ことが何度か強調されていますが、その「下」には何を着けているのでしょうか?(オヤジな質問ですみません)
妄想をかき立てられて夜も眠れません……

[ 時海結以 ]

はじめまして!
お読みいただきまして、本当にどうもありがとうございます。
「着物女子は、ぱ○つはいてない」説が流布しているため、そのようなお悩み(?)を密かにお持ちの殿方もしばしば見受けられると聞いております。
しかし、正面切ってのご質問を受けたのは初めてですね。実は、待っていたのです(笑) ネタばれあり部屋の「いつ結ばれた」質問同様(笑)

お答えします。当時、女子にもぱ○つは存在しました。必要に応じて、はいておりました。
名称は例えば「お馬」(妊娠した雌馬の腹掛けに形が似ていた)とか、隠語で呼ばれていたようです。(馬がいなかった「玉響」の時代では、スマシノといった言葉が記録にあるようです)
形は、ぶっちゃけ、ビキニのアンダー。それも脇が紐結びとか、布端をしばるとか、せくしぃな形状をご想像下さい。材質は着古して軟らかくなった麻布です。姫なら、絹です。色は絹なら白かった可能性が高いです、有職故実的にも。紅絹(もみ)は近世のものでしょう、染料が高価なので。
ちなみに男性の下着は、色が濃いめの色に染められていました。汚れが目立ちませんから。
この「お馬」、イラストで見たい場合は、戦国時代を舞台にしたお色気アクションノベルの「神洲天魔鏡」シリーズ(著:舞阪洸先生 画:兼処敬士先生 富士見ファンタジア文庫)の1巻p39が、大変正確で感心した憶えがありますので、ご参考までにご紹介します。
いつでも「お馬」をつけていたかどうかは、ご想像にお任せいたします。必要なときにつけたそうですので、かなり需要に個人差があったかもしれません(^^;)

あと、ご配慮頂いたご指摘も、どうもありがとうございました。私の読んだ資料がアバウトだったのかと思います。掲載前に詳しい作家仲間にも何人か尋ねたのですが、指摘してくれた方がいませんでしのたで、大変感謝いたしております。ご指摘をさっそく反映させていただきます。

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